登米市・みやぎの明治村の食事処や入場料について!コスプレ予約の方法

みやぎの明治村は、宮城県登米町にある歴史的な町並みを楽しめる観光スポット。

明治時代の建物や武家屋敷が多く残っており、コスプレをして写真撮影をすることもできます。今回は、みやぎの明治村の魅力や見どころ、食事処や入場料、コスプレ予約の方法などをご紹介します。

目次

みやぎの明治村の魅力

みやぎの明治村がある登米町は、北上川が流れる豊かな自然に囲まれた静かな町で、ササニシキやひとめぼれなどのお米が有名です。町には、明治時代に建てられた洋風建築物や蔵造りの商家、藩政時代の武家屋敷などが多く残っており、その雰囲気から「みやぎの明治村」と呼ばれています。

みやぎの明治村の見どころと歴史

みやぎの明治村では、以下のような見どころがあります。

教育資料館(重要文化財・旧登米高等尋常小学校)

1906年に建てられた木造二階建ての洋風校舎で、当時の教室や校長室などが再現されています。教育資料館では、明治時代から昭和時代にかけての教育関係の資料や写真などが展示されています。

警察資料館(県指定文化財・旧登米警察署庁舎)

1911年に建てられたレンガ造りの洋風建築物で、当時の警察署長室や留置所などが再現されています。警察資料館では、警察関係の資料や写真などが展示されています。

水沢県庁記念館(旧水沢県庁庁舎)

1871年に廃藩置県で設置された水沢県(現在の宮城県北部)の県庁庁舎で、1876年に廃止されました。現在は記念館として公開されており、当時の役人や住民の暮らしを知ることができます。

重厚な蔵造りの商家

登米町は江戸時代から商業が盛んな地域。町には、当時の商人たちが建てた堅牢で美しい蔵造りの商家が多く残っています。中でも有名なのは、旧山本家住宅(国指定重要文化財)です。この住宅は、1893年に建てられた三階建ての蔵造りで、内部には書院や茶室などがあります。

藩政時代の武家屋敷や史跡

登米町は、江戸時代に水沢藩の支藩である登米藩の城下町でした。町には、当時の武士たちが住んだ武家屋敷や、藩主や家老が埋葬された墓所などが残っています。中でも有名なのは、旧水沢藩主・伊達宗城の墓所(国指定史跡)です。この墓所は、伊達家の菩提寺である大乗院にあります。

みやぎの明治村の入場料は?

みやぎの明治村の入場料は、以下の通りです。

一般1,000円
高校生750円
小・中学生500円

コスプレ予約について

みやぎの明治村では、明治時代の衣装を着て写真撮影をすることができます。衣装は、男性用に洋服や袴、女性用に着物や洋服などがあります。衣装レンタル料は、一人3000円です。衣装レンタル料には、着付けやヘアセット、撮影場所の利用料などが含まれています。

コスプレをする場合は、事前に予約が必要です。予約は、電話(0220-62-2111)またはメール(info@meijimura.com)で受け付けています。予約時には、希望する日時と人数、衣装の種類などを伝えてください。予約確定後には、メールで予約番号が送られます。当日は、予約番号を提示してください。

コスプレをする時間は、一人あたり30分です。撮影場所は、教育資料館や警察資料館などの洋風建築物や武家屋敷などがあります。撮影場所は自由に選べますが、他のお客様の迷惑にならないようにしてください。また、撮影機材は自分で持参してください。

みやぎの明治村のおすすめの食事処5選!

歴史ロマンあふれるみやぎ明治村で、おいしい食事を楽しみたいと思いませんか?そこで、みやぎの明治村付近でおすすめの食事処をご紹介します。どれも歴史や文化にちなんだメニューや雰囲気が魅力的なお店ですよ。

武家屋敷内の茶屋「春蘭亭」

みやぎの明治村にある武家屋敷「鈴木家」の中にある茶屋です。

鈴木家は、江戸時代から明治時代にかけて登米地方を治めた伊達家の重臣でした。その屋敷は200年以上前の建物で、平成元年まで住まわれていました。その後、町に寄贈されて修復され、茶屋としてオープンしました。

茶屋では、この地に自生する春蘭という花を塩漬けにして作った「春蘭茶」を提供しています。春蘭茶は、春蘭亭の名前の由来でもあります。春蘭茶は、塩味と花の香りが独特で、歴史的な雰囲気にぴったりです。他にも、伊達家ゆかりの料理やスイーツもありますよ。武家屋敷の庭園を眺めながら、ゆっくりとお茶を楽しみましょう。

とよまだんご

みやぎの明治村から徒歩5分ほどのところにある「とよまだんご」は、手作りのお団子が人気のお店です。

お団子は、季節限定の味や定番の味があります。みたらし、あんこ、ごま、くるみ、ずんだなどの5色だんごが一番人気です。お団子は作り置きせず、注文を受けてから餡をまぶしてくれます。そのため、ふわふわで温かいお団子が食べられます。優しい味わいと優しい接客が心に残るお店です。

午後2時前には売り切れることもあるので、早めに行くことをおすすめします。

うなぎの東海亭

北上川畔にある「うなぎの東海亭」は、明治8年創業の老舗です。当時この地方ではうなぎをタレ焼きにする習慣がなかったため、静岡から職人を招いたことが店名の由来だそう。

うなぎは白焼きにして蒸し、130年以上伝わる秘伝のタレで焼き上げます。タレは甘めで関西風、蒸しはしっとりで関東風という絶妙なバランスです。米は地元産のササニシキを使い、醤油も地元の老舗「ヤマカノ醸造」のものを使っています。うなぎは身が厚くてふっくらしていて、タレがしみ込んでいます。

北上川の景色を眺めながら、贅沢なひとときを過ごせます。うな重は二段重ねや三段重ねもできますよ。店舗は築130年の米穀店の蔵を移築した和モダンな雰囲気です。温かみのある店内で、ゆったりとした時間をお楽しみください。

まとめ

みやぎの明治村は、教育資料館(重要文化財・旧登米高等尋常小学校)、警察資料館(県指定文化財・旧登米警察署庁舎)のハイカラな洋風建築物、廃藩置県当時に置かれた水沢県庁記念館(旧水沢県庁庁舎)や重厚な蔵造りの商家など明治を偲ばせる建物が多く現存しており、その町並みから「みやぎの明治村」と呼ばれています。

少し横道に入ると藩政時代の武家屋敷や史跡も随所に残っており、当時の面影を今に伝えています。ぜひ行ってみてください!

この記事を書いた人

伊藤のアバター 伊藤 けらいん編集長

宮城県大崎市在住の40代主婦。宮城県のいいところを配信しています。
趣味は食べ物の写真を撮ることです!

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